2009年02月13日

株式と債券

ロイター(2009年2月12日)より
『消去法的な債券買い、株式はファンド売り・年金買いを意識』
12日の東京市場は安/債券高。米金融安定化策が不良債権処理の迅速な促進には不十分と受け止められ、消去法的な債券買いが目立った。
=略=
<株式需給>
株式市場では日経平均が続落。米金融安定化策への失望感から10日の米国株式市場が急落した流れを受けて、幅広い銘柄に売りが先行した。朝方から海外勢とみられる大口の売りが出て指数を押し下げた。
=略=
<資金は再度債券へ>
米金融安定化策が市場の期待していたスキームとは異なる内容になったため、とりあえず、資金は債券に向かっている。
円債市場は大幅反発。取引開始直後は外国人投資家からとみられる踏み上げにより上昇に弾みがつき、国債先物が節目の139円台に浮上。中心限月ベースで1月28日以来、約2週ぶりの高値を付けた。中心限月3月限は一時、前営業日終値比81銭高の139円23銭まで上昇した。

疑問: 株式とは?債券とは?

【株式についての説明】

◎株式とは

「株」は正式には株式といいます。株式が作られることを「株式を発行する」といいます。何のために、株式が発行されるかというと、会社が活動していくための資金を集めるためです。その資金を、大勢の個人や他の会社などから提供してもらい、それを元に活動し、利益をあげることを目的とした会社が株式会社です。

会社の活動のために資金を出す人を一般に出資者あるいは投資者といいますが、株式会社への出資者(投資者)は特に株主と呼ばれます。株式会社とは株主で構成された会社ということです。

◎株式を発行する理由

会社が活動資金を集めることを資金調達といいますが、この集め方には大きく3通りあります。

最もわかりやすいのは、金融機関から借金して集める方法です。2つ目は、一般の人や会社などから借金をする方法です。この場合借りたという証拠に社債(債券)という借用証書のようなものを発行します。3つ目が株式を発行して株主を募る方法です。

金融機関からの借り入れや社債の発行による資金調達は、借りたお金ですから、期限がきたら全額返済しなければなりませんし、お金の使用料である利子も毎年支払わなければなりません。

一方、株主から集めたお金は株主に返す必要はありません。会社は返済や利子のことを考えずに経営ができるので、借金に比べて好都合です。

では、お金を出した株主は、どうやって会社に出したお金を回収すればよいのでしょうか。それは、その会社の株式が欲しいという投資家に売ってお金に換えるのです。これが、株式の売買です。

◎株式のリスク

株式投資はリスクが高い、あるいは大きいといわれます。日本では一般的に「リスク=危険」ととらえられています。しかし、実際のリスクとは、結果が予測できる度合いのことをいいます。

たとえば、郵便局の貯金や銀行の預金の利息は、預けたときに1年後いくらもらえるか予測できますし、ほぼ確定します。ですから、リスクは極めて低いといえます。

それと比べて、株式の値段である株価は、1年後どうなっているかはまったく予測できませんから、リスクが高いということになります。

それは株価に関していえば、どれだけ下がってしまうかわからないという意味だけでなく、どれだけ上がっているかも予測できないという意味も持っているということです。リスクが大きいほど安全性は低いということになります。

◎株はどこで買うのか

株式は、株式会社から直接買うわけではなく、証券会社に申し込んで買うことになります。証券会社に出された注文が証券取引所に取り次がれて売買が行われます。

つまり、株式を売ってくれるのは、株式会社でも証券会社でもなく、株式を売りたいと考えているその会社の株主です。

◎どんな株が買えるのか、株式会社なら全部買えるのか

みなさんがいつでも売買できるのは、株式を上場している約4,000社の株式です。株式を上場するというのは、会社の経営状況を誰でも知ることができるように公に発表し、証券取引所で株式の売買が認められることをいいます。

有名な企業の多くは株式を上場していますが、有名な企業でも株式を上場していない会社の株式は買えません。サントリーやロッテなどは、有名ですが株式を上場していないので、買うことができません。



【債券についての説明】

◎債券とは

債券は、国、地方公共団体、会社などが、お金を借りるときに作られます。ふつう、お金の貸し借りをするときには、借りた人が貸してくれた人に対して、借りたという証拠を残します。そのときに、借用書とか借用証書というものがやり取りされるというのはイメージできると思います。

国、地方公共団体、会社などが多数の投資家からお金を借りるときに発行するのが、債券です。

国が国民からお金を借りるときに発行する債券を、国の債券という意味で「国債」といいます。また、株式会社が一般の人や他の会社などからお金を借りる時に発行する債券を、会社の発行する債券という意味で「社債」といいます。

債券は、あらかじめ何年後にお金を返すのかを決めて発行されます。その期限のことを満期といいます。借りる期間が5年なら5年経つと満期になります。そして、満期になると借りたお金は全額返さなければなりません。また、お金を借りている間は、毎年そのお金の使用料として利息を支払う約束になっています。

◎債券が預金と違う点

利息が受け取れるという点では、おなじみの預金や貯金と似ていますが、比較してみます。

預金と似ている点
1. 定額預金(貯金)のように、期限(満期)が来るとお金が全額返ってきます。
2. 満期になるまでの間、利息が受け取れます。

預金と違う点
1. 債券は期限が来る前に売買できます。
2. 債券の価格は毎日変化します(途中で換金する場合に購入価格より高かったり安かったりします)。
3. 社債の場合、発会社が社債の満期の前に倒産すると、貸したお金が返ってこない可能性があります。

◎債券は安全か

安全かどうかは、その債券を発行した国や会社が、借りたお金を返すだけの力があるかどうかにかかってきます。

その意味では、国が発行する国債は日本の国がつぶれない限りは安全ということになりますから、最も安全性が高いといえます。

これに対し、一般の会社の場合は、会社の経営状況に左右されます。そのため、社債が安全かどうかは、お金が返ってくるかどうかの可能性をランク付けした「格付け」というものを目安に判断します。


参考文献
http://www.skkc.jp/index.html




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預金と投資

疑問: 預金と投資の違いは?

答え: 預金とは、銀行などの金融機関が取り扱っている商品で、預けた資金に対して金融機関が将来の元本(元金)の支払いを保証する商品のこと。間接金融によるお金の流れ方。

答え: 投資とは、有価証券に「投資」をするという意味において、一般的な見解によると、利子や配当などのインカムゲインの取得を目的とした、資金や資本を投下する行為をいう。直接金融によるお金の流れ方。

これだけだとわからないので、以下追加説明。

日常において、食料品を買うと、わたしたちはお金を支払いますが、支払うと、そのお金は世の中に流れていきます。広い意味でお金の流れのことを「金融」という。

私たちは銀行などに口座をつくって、お金を貯めています。一方、会社は、大きい資金を必要とする場合がある。

お金を提供してくれる人々とお金を必要としている人々を仲介し、お金を流れやすくする役割をもっているのが金融機関です。

ここから、間接金融と直接金融という概念が出てきます。

わたしたちが銀行などに「預金」をすると、銀行などの金融機関は、お金を借りたい会社に貸し付けをおこないます。私たちが預けたお金は、間接的に会社への貸付金になるので、間接金融という。利子をもらう場合も、どこの会社からのお金かを知ることができない。つまり、わたしたちは、金融機関がどこの会社に貸しているのかを知ることはできません。これが間接金融の特徴です。

証券会社などの金融機関を通じて、株式や債券などの有価証券を発行し、会社はお金を集めることができます。私たちがその株式や債券を買うのですが預金の場合と違い、わたしたちは自分の判断で、どの会社が発行する株式や債券なのかを十分に知った上で購入します。このようなわたしたちの行為を「投資」といいます。投資すると、投資したお金が直接的に、会社に入ります。よって、直接金融といいます。

預金は、貯めてきたお金を受け取ることができると約束されている金融商品です。そのかわり金利が低く設定されています。また、仮に、預けた金融機関がつぶれたとしても、預金保険制度により1,000万円までの元本と利息分が保護されます。しかし、低金利時代の今、お金を貯めるのに非常に時間がかかってしまうのが現状です。年0.02%で毎月1万円ずつ貯金をしても、100万円ためるのに8年以上もかかってしまいます。

投資(株式と債券)について、書きます。

株式は、預金や債券のように支払ったお金が、必ず戻ってくると決まっていません。また配当金が支払われるとも決まっていません。預金や債券と比べると、リスクは高いのですが、株主になるといろいろな権利を得ることができたり、企業が成長していき、株価が上がったときに途中売却をして、大きな利益を得ることができる可能性があります。

債券は、発行者より、元本と利息が支払われることを約束されています。預金のように、監督当局から経営の健全性を厳しくチェックされていませんので、発行者が倒産してしまうと、元本や利息は保護されません。預金と比べると、リスクの高い金融商品です。

参考文献
http://www.nomura.co.jp/learn/index.html

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有価証券

日本経済新聞2009年2月12日より
『富士火災、500―600人削減 今後2年、運用不振でコスト減』
富士火災海上保険は人員削減に乗り出す。子会社への出向、自然減などで今後2年間で500―600人規模を減らすとみられる。代理店や店舗の統廃合も進める。富士火災は有価証券の評価損が膨らみ、2009年3月期は大幅赤字が避けられない。本業の損保事業は堅調なため、コスト削減で業績改善をめざす。

疑問: 有価証券とは?

答え: 有価証券とは、株式・債券・手形・小切手などをさします。有価証券はそれ自身に財産的価値を有します。

有価証券は譲渡することにより、その有価証券の持っている財産的権利を簡単に移転させることができるのが特徴です。

有価証券は、手形・小切手などの貨幣証券と、運送証券・倉荷証券などの物財証券と、株式・社債券などの資本証券の3つに分類されますが、一般的に有価証券といえば、資本証券を指していることが多いようです。

注意: 調べてもなかなか分かりやすい説明がありません。よって、これは大まかに書いて、何とか納得できるぐらいの説明にとどめておきます。そして、次回また疑問が生じたときに調べます。少しずつやっていくこと、継続することを今は大切にしていこうと思います。

タグ:用語
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経済とは

疑問: ところで、経済とはどういう意味?

答え: 経済とは「お金」、「モノ」、「サービス」の流れのこと。

追加説明: 家計・企業・政府という3つの経済主体の間を「お金」、「モノ」、「サービス」が流れることによって、国民経済が成り立っています。国民経済とは同じ経済体制をとる1国内での経済活動のことです。また、自国の国民経済と外国の国民経済が物や金の取引をすることを貿易といいます。

モノを買う、サービスを受けるなどその場面、場面において、人から人へお金が流れることで経済が成り立ちます。お金が流れることを「金融」という。

経済(お金・モノ・サービスの流れ)の学問を経済学という。
金融(お金の流れ)の学問を金融学という。

感想: 経済ってとても難しいそうだけど、わたしたちが働いてお金を得て、そのお金でモノを買ったり・サービスを受けたり、または貯蓄をしたりといった、日常生活そのものが経済なんですね。

タグ:経済
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