2009年02月24日

外需、内需

日本経済新聞(2009年2月21日)より
『停滞するヒト・モノ・カネ、内向き志向鮮明に』
世界的な景気の急激な悪化で、日本経済を支える人・モノ・カネの動きが停滞している。世界の貿易量が縮小する中で、日本の貿易量は昨年10―12月期に戦後3番目の減少率を記録。1月の輸出額は単月で前年同月比半減が見込まれ、モノの停滞ぶりは鮮明だ。人の出入りも減り、訪日外国人数は1月まで3カ月連続で2ケタ減となる可能性がある。経済の先行き不安から支出などを抑える内向き志向が背景にあり、不況が長期化する恐れが強まっている。
 外需依存度が高い日本経済は足元の世界的な景気悪化が大きな打撃だ。実質国内総生産(GDP)の輸出額と輸入額をあわせた実質的な貿易量は、2008年10―12月期に、鍋底不況期の1957年10―12月期や、第1次石油危機時の75年1―3月期に次ぐ減少率を記録した。

時事通信(2009年2月18日)より
『環境、医療で内需拡大を=与謝野財務相』
与謝野馨財務・金融・経済財政相は19日の衆院予算委員会で、経済危機脱却に向けた今後の内需振興策について、「従来の公共事業型の内需はそんなにない。国民生活に貢献する内需では環境関係、医療福祉分野を考えないといけない」と述べ、環境分野、がん対策や新医薬品などに重点的に取り組む考えを明らかにした。阿部知子氏(社民)への答弁。


疑問:外需とは?内需とは?

外需とは、海外需要の略。外国からの需要ともいえるかもしれない。

ちなみに、需要とは、ある商品を買おうとすることであり、供給とは、ある商品を生産し販売しようとすること。

定義では、外需は財貨やサービスの純輸出、すなわち海外への輸出から輸入を差し引いたものとされる。輸出(X)、輸入(M)とすると、X−Mとなり、これが外需ということ。

内需とは、国内需要の略で、「国内での需要」と言う意味。

そして、国内での需要は、政府が創出する分と、企業等が創出する分と、個人が創出する分とで、それぞれ、財政支出(G)と民間投資(I)と個人消費支出(C)とに3つに大別される。つまり、Y(総支出)=G+I+Cです。これが内需です。

こうした内需の合計に、外需(海外への輸出から輸入を差し引いた額)を合計したものがGDP(国内総生産)になる。

一般的に、日本は従来から米国やアジア向け輸出を中心とする外需依存型の経済成長を続けていると認識されている。その結果として、大幅な貿易黒字となっている。

しかし、日本が本当に外需依存かどうかは、意見が分かれている。




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